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業績は環境の影響を受ける

  • 執筆者の写真: eishows999
    eishows999
  • 2016年9月8日
  • 読了時間: 3分

アクシスメソッドトレーナーの皆様、日々の活動、お疲れ様です。

企業の業績は、常にそれを取り巻く環境の影響を受けます。

分かりやすいところで言うと、景気の影響をどんな企業でも少なからず受けますよね。

まぁ、景気が悪くなったからといって、全ての業界でモノが売れなくなるわけではなく、景気が悪くなったから逆に売上が伸びる業界があったり、景気が悪くなったことをうまく活用して売上を増やす会社やお店があったりします。

特に後者の事例は、業界に関係なく、逆境をチャンスに変える大きなヒントが隠されていたりするのですが、その部分を語り出すと長くなるので割愛。

でも、どこかのタイミングでお話をしたいと考えています。はい。

さて、話を元に戻しますと…。

企業の業績に影響を与えるマクロ環境の有名な要素としてPESTがあります。

PESTとは、「P=Politics(政治面)」「E=Economy(経済面)」「S=Society(社会・ライフスタイル面)」「T=Technology(技術面)」という4つの分野の頭文字を取ったもので、マーケティングの世界では、「PEST分析」といって、これらの要素を分析していくことで自社が受ける影響を分析していく手法があります。

「おっ、なんか今日は、難しそうな話になってきているぞ」

いえいえ、そうではありません。

私が言いたいのは、どんな会社やお店でも「業績は市場環境の影響を受ける」ということ。

そして、業績が市場環境の影響を受けるということは、『市場環境によって有効なマーケティング手法は違うものになる』ということなのです。

例えば、景気が良く、購買意欲が旺盛な環境でモノを販売するのに有効な方法と、景気が後退していて、購買意欲が消極的な環境でモノを販売するのに有効な方法は違うのです。当然の話ですね。

で、現代の日本がどのような市場環境なのかというと…。

少子高齢化で人口は減少状態。ほとんどの業界が成熟市場になっている。そして、今後、少なくても中期的には高度成長期やバブルのような景気状態にはならない。

ちなみに、高度成長やバブルの頃は、どんな市場環境だったのかと言うと、人口は右肩上がり、個人の可処分所得も右肩上がり、多くの業界が成長市場で人々の消費意欲も旺盛。

現代とバブルの頃では、市場環境が全く違う。

すると当然、有効なマーケティング手法も変わってくる。

高度成長やバブルの頃は、いわゆる「狩猟型」のマーケティング手法が有効。

狩猟型とは、どんどんプッシュ型の広告を出して、ばんばん顧客を獲得し、市場シェアを奪っていくという手法です。

しかし、現代社会では、いわゆる「養殖型」のマーケティング手法が有効になってくる。

養殖型とは、見込み顧客や一度でも購入した顧客を緩やかに囲い込んでおき、そこに教育を行うことで、欲求を高める・関係を構築するを行い、顧客を育て、購入に繋げていく手法です。そのためには、マインドシェア(心のシェア)がカギになります。

つまり、市場シェアから、マインドシェアを取る手法へと、有効な手段が変化しているのですね。

本日のお話、正直、ピンと来ない方が多いのではないかと思っています。

言ってることは分かるんだけど、じゃぁ、どうすればいいの?って感じになっていますよね。

でも、このことを理解できると、これらかの時代に売れる人になることが出来る、非常に重要なポイントなのです!

このblogでは、今後、アクシスメソッドの顧客を創造していくためのテクニックやノウハウのお話もさせていただきますが、今回の内容が理解できていると、それら理解しやすくなる…というものになりますので、是非、何度か読み返して頭の中に入れておいてくださいね。

共に成功を!


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