掘起しハガキのポイント
- eishows999
- 2016年9月6日
- 読了時間: 2分
アクシスメソッドトレーナーの皆様、日々の活動お疲れ様です。
昨日は、休眠顧客を掘り起こす方法についてお話をさせていただきました。
その際に、どのようなハガキを使えばいいのかはToolsのページにサンプルをアップしていますので、まずは、そちらをご覧になって、それを参考に作るようにしてくださいませ。
さて…。
休眠顧客の掘り起こしをするハガキのサンプルを見ていただいて、どう感じられましたか?
「こんな、単なる近況報告のハガキを出して、本当に休眠顧客の掘起しができるの?」と思われたのではないでしょうか…。
でも、できるのです。
何故なら、このハガキには、秘密が隠されているからです。
その秘密とは、ラポールの形成。
ラポールをブリタニカ国際大百科事典で引くと、次のように書かれています。
【ラポール】
言語学,心理学用語。主として2人の人の間にある相互信頼の関係。すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。カウンセリング,心理テスト,教育などの場面で重視される。
もっと突っ込んで説明をすると、ラポールは幼い頃、自分を守ってくれる存在(親や先生など)などに対して持つ心理状態だと言われています。つまり、非常に親密な信頼関係なのですね。
このラポールを形成するひとつの方法として、あるキーワードを会話や文章の中に入れていくというものがあります。
そのキーワードとは、「感謝」「気遣い」「労い」「認める」「褒める」の5つ。
皆さんも、感謝されることも、気遣われることも、労われることも、認められることも、褒められることも、大好きですよね。そして、よく、そういったことをしてくれる人を信頼し、好きになるはずです。
さて、改めてサンプルを見ていただくと気づかれると思うのですが、何気ない近況報告のように見えて、その中には5つのキーワードに関するものが所々に入っていますよね。
だから、このハガキを読むとラポールが形成され、好感度が高まるのです。
キーワードは、5つ全てを入れる必要はありません。
ただ、複数個入っている方がラポールは形成しやすくなります。
このラポール形成のキーワードは、掘起しをする時だけでなく、チラシやセールスレター、ニュースレターで相手とのリレーション(関係)を構築するときも重要になるものなので、是非、覚えておいてくださいね。
何故なら、ラポールは、コミュニケーションのベースになるもので(ラポールが無ければコミュニケーションは成立しません)、マーケティングとは顧客とのコミュニケーションそのものだからです。
共に成功を!
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