ミニマムロットにしてみると…
- eishows999
- 2016年10月30日
- 読了時間: 3分
アクシスメソッドトレーナーの皆様、日々の活動、お疲れ様です。
先回、「行動を起こせない人は前提を変えてみよう」というお話をさせていただきました。
「失敗したくない(できない)」「負けたくない」「コケたくない」という思いが、心理ブレーキになっていることって、ままありますからね。
こうなると、本来、行動力がある人でも動けなくなるのです。
他にも、心理ブレーキを外す方法があります。
それは…。
『行動をミニマムロットにすること』です。
ミニマムロットとは、仕入れをする時などに使う言葉で、最小の単位という意味。
例えば、化粧品を仕入れる場合、「1ロット10」と書かれていたら、10個から仕入れることができるって意味になりますね。
人間の心理ブレーキの大きさは、基本的に、起こそうとする行動の大きさに比例します。
もちろん、中には、やるべきことや、やらないといけないことが、ヘビーであるほど燃える!なんて人もいますが、普通の人は、「心理ブレーキ=行動の大きさ」になるんですね。
例えば、これまで運動をしたことが無い人が、ダイエットのために運動を始めるとします。
その際、「毎日10㎞走る!」と「毎日、10分歩く!」では、心理ブレーキの大きさは違ってきますよね。当然、後者の方が、心理ブレーキは小さく、行動を起こせるようになります。
これは、すべてのものに当てはまること。
「チラシを毎月1万枚ポスティングする」ではなく、「1000枚ポスティングする」。
「勉強時間を毎日2時間取る」ではなく、「毎日、10ページ本を読む」。
「100人にプレゼンする」ではなく、「とりあえずあの人に説明する」って感じで、自分ができるミニマムロットの行動に設定することで、心理ブレーキをあまり感じなくなるので、行動が起こしやすくなるのです。
話は飛びますが…。
人間は、行動高揚性という性質を持っています。
皆さんも、「これやるの嫌だなぁ」って後回しにしていたことを、必要に迫られてやりはじめたところ、気分がのってきて、どんどんやってしまった、なんて経験ありますよね。
行動を起こすことで、気分が高揚するので、そうなってしまうのです。
まぁ、そうやって考えると、実は、行動力がある人になりたければ、心理的な問題なんて解決する必要は実際に行動を起こすのが一番なんですよね。
つまり、行動を起こせない原因の多くは心理ブレーキにあるのですが、この心理ブレーキを外す最も有効な方法が、その行動を起こすことであるわけです。はい。
ミニマムロットであっても、行動を起こせば気分が高揚し、次の行動が起こしやすくなります。
例えば、チラシを月に1000枚ポスティングするという行動を起こすと、気分が高揚して、次の月は「今月は2000枚いちゃおうかなぁ」ってなれるのです。
つまり、行動高揚性によって、ミニマムロットの単位が上がるんですね。
これを繰り返していけば、どんどん、行動力が身についていくのです。
ということで、何かの行動を起こす時は、その行動のミニマムロットを考えてみましょうというお話でした。
共に成功を!
Comments