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何故、多くの経営者は考えないのか?

  • 執筆者の写真: eishows999
    eishows999
  • 2016年9月11日
  • 読了時間: 3分

アクシスメソッドトレーナーの皆様、日々の活動、お疲れ様です。

先日のblogで、「経営者の仕事は考えること」。そして、「本質的なことを考えていると、本質的な人間になれる」といったお話をさせていただきました。

何事も一番大切なのは、根っこの部分。

この部分がズレていると、何をやってもうまくいきません。

ということで、経営を成功させるのに重要な根っことは、これ!

↓↓↓

経営の目的は、顧客を創造していくことで、社会に貢献する(社会をよくしていく)こと、です。

だから、経営者は、この目的を達成する方法を考えるのがメインのお仕事。そして、その考えを実行するのがサブのお仕事になります。

↑↑↑

さらりとお話をしていますが、非常に中な部分なので、忘れないようにしてくださいね。

そして…。

このように、考えることがメインで、それを実行するのがサブの仕事のはずなのですが、

カラダを動かし働く(労働する)ことが仕事だと思っている人が実はめちゃくちゃ多いのですね。

で、厄介なのが…。

人間は、肉体に過度ではない疲労を感じた時に、充実感や満足感を持ってしまう、という性質を持っていることです。一方、頭を使っても、何かがブレイクスルーした場合を除いて、満足感を持つことは基本無いのですね。

だ・か・ら…。

カラダを動かす作業(労働)をしていると、充実感や満足感を持ち、仕事をしたつもりになってしいやすいのです。(というか、したつもりになります)

実際、皆さんも、カラダを動かし、適度な疲労を感じる中で業務が終わると、「今日は頑張ったなぁ」「よく働いたなぁ」と思いますよね。

そして、その後のビールは最高にうまい!(笑)

経営者のメインの仕事は考えること。

でも、カラダを使って作業をしていると充実感や満足感があり、仕事をしたつもりになってしまう。

そして、どんどん作業だけをして、考えない人(経営者としての仕事をしない人)になってしまうのです。

ちなみに、脳は、体重の約1/20の重さしかないのに、ここで、吸っている酸素の1/4が消費されるという非常に非効率な臓器です。だから、考えるということは、カラダを使うより疲れるのです。

ところが、考える疲労感と言うのは、充実感や満足感を持たないんですね。

何かに深刻に悩んでいる人は、脳みそフル稼働状態ですが、そういう人が、「充実している!」と思うことは無いんですね。神経が立って、妙な疲労感を感じるだけなのです。

さて、さて、話を元に戻しまして…。

本日のお話で、アクシスメソッドトレーナーの皆様に理解していただきたいのは、「作業をしていることで、仕事をしたつもりになってはいけない!」という点です。

一日、カラダを動かして、「今日もよく働いたなぁ」なんて思ってはダメ。

そうではなく、「今日はまだ、経営者としての仕事をしてないぞ!」と思って、ビールを飲む前に考える時間を取る。それが、正しい経営者のカタチなのです。(もちろん、考えるのはビールを飲んだ後でもOK:笑)

ということで、人間の特性上、どうしても、作業をすると仕事をしたつもりになってしまうので、「時間ができたら考えるようにしよう」なんて思っていると、いつまでたっても考えない経営者になってしまいます。

そうではなく、先日のblogにも書いたように、毎日のスケジュールの中に経営者としての仕事をする時間を30-60分組み込んで、ちゃんと経営者としての仕事をしていくようにしたいですね。

共に成功を!


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