地域性はほぼ嘘!
- eishows999
- 2016年8月31日
- 読了時間: 2分
アクシスメソッドトレーナーの皆様、日々の活動お疲れ様です。
私は15年以上にわたり、地域密着ビジネスの収益アップのサポートを行ってきました。また、全国各地でマーケティングのセミナーや講演もしてきました。
そんな中でよく耳にしたのが、「この地域は特殊なんです…」という言葉。
「この地域は、財布のひもが固いんです。」
「この地域は、新しいものに対して閉鎖的で。」
「この地域は、形の無いものにはお金を使わなくて。」
などなど、皆さん、自分が商売をしている地域を特殊だと言い、その説明をしてくれます。
特に、商売が厳しい人ほど、熱心に、それを解説してくれるんですね。
でも…。
15年、全国津々浦々の人々とお会いしてきて…。
「この地域は、財布のひもが緩々なんです。」
「この地域は、新しいものに対して興味津々で。」
「この地域は、形の無いものにお金をじゃぶじゃぶ使うんです。」
って言葉は、ほぼほぼ聞いたことが無いです。
商売が厳しい人から、そんなことを聞いたことは皆無ですね。
確かに、地域性と言うのは若干あります。
でも、根本的には無いと思っていただいてOKです。
もし、地域性なんてものがはっきり分かれているのなら、住民に一人もスマホ使っている人がいない地域、電話など使ったことが無く連絡はハガキや手紙で行っている地域、どこの家にもテレビが無い地域、ドリカムのベストが1枚も売れない地域なんてのがあっても可笑しくないですよね。
そして、それくらいの違いがあれば価値観もまったく違うものになるはずです。
ところが、日本であればベースとしてはほぼほぼ同じような生活をしている。
その上で、ちょっとしたディテールの習慣が違うだけ。つまり、地域性は小さな違いに過ぎないのです。
もし、「うちの地域は特殊」なんて地域だらけだったら、価値観が根底的に違うので、全国的なヒット商品も、ヒット番組も、ヒット曲も出ないはずなのですね。
ということで…。
「うちの地域は特殊」というのは、単なる言い訳に過ぎない。
自分が結果を出すことができていない、自分が努力をしていないことを正当化する言い訳なんです。
いや、もっと言うと、万が一、特殊な地域であったとしても…。
その特殊な環境の中で、結果を出すためには、自分は何をするべきか、どう変わるべきかを考え、実行するべき。
それをやらずに、うちの地域は特殊だ、と言っている時点でダメなのです。
さぁ、本日から「うちの地域は特殊」という言葉を頭の中から捨て去りましょう。
そうすれば、前に進んで行くブレーキがひとつ外れて、成功しやすくなりますからね。
共に成功を!
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